Holi Festival
~色鮮やかな春の祭り~

上記のような写真を見たことがあるでしょうか?
音楽フェスティバルやさまざまなイベントで、色鮮やかなシーンを見かけることが多くなったように思います。
昨今人気を集めるこのカラフルな催しが、どこから来たかご存じでしょうか。
今回は、ホーリー祭りと呼ばれるインドに端を発するお祭りと色にまつわるイディオムをご紹介します。

What is Holi Festival? ~ホーリー祭りとは?~

ホーリー祭りとは、インドなどで行われている春を祝う祭りです。人々は “gulal” と呼ばれる色鮮やかな粉や水を掛け合い、春の訪れを祝います。
もともとは豊作を願う祭りでしたが、その後、悪魔払いなどの話と混ざり、さまざまな人々が楽しむ今のような姿となりました。開催はヒンドゥー暦に基づいて決められ、2020年は3月9日と10日に行われます。

Significance of Colors ~色の重要性~

カラフルな色を掛け合うにつれ、参加者は色に覆われ誰が誰だかわかりにくくなります。ここに、この祭りのポイントがあります。その人の見た目や生い立ちが色によって隠されるという点です。未だカースト制度が強く残るインドにおいて、あらゆる階層の人々がこの特別な瞬間に集まり、皆で一緒に祝い喜びを分かち合います。

Significance of Fires ~火の重要性~

色と同じように、ホーリー祭りでは火も重要な役目を果たします。祭りの前日、人々は集めた薪で、ホリカ・ダーハンと呼ばれる焚火をします。神話にちなんだ火であり、この火は悪に対する善の勝利を示しています。

Other Spring Holidays ~春にまつわる世界のイベント~

春は希望や喜びの時間として多くの人に捉えられています。季節の移り変わりや自然の再生は、人々が新生活や自分の歩みを考え直すきっかけになります。この時期、世界中で多くのお祭り、イベントが開催されます。

  • ソンクラン(Songkran:タイ)

水掛け祭りとしても知られるタイのお祭りは、過去を流し新しいスタートを切るために大量の水を掛け合います。

  • イースター(Easter Sunday:キリスト教)

日本でも知名度を上げているイースターは、イエス・キリストの復活を祝う春のイベントで、家族で集まり教会でお祈りをしたり食事したりします。

  • ノウルーズ(Nowruz:中東/中央アジア)

「新しい日」を表すこのお祭りは、中東や中央アジアなどで広く浸透しているもので、人々は家族を訪れ、自宅の掃除や新しい服の購入など、新生活の準備をします。

  • マースレニツァ(Maslenitsa:ロシア)

ロシアに伝わるこのお祭りは、冬を送るためのイベントです。この時期人々は親戚の家を訪れ、パンケーキ(太陽と冬の終わりを示すと言われています)を食べます。

  • パスオーバー(Passover:ユダヤ教)

古代エジプトで奴隷だったユダヤ人が解放されたことを祝うお祭りです。特別な食事をとり、乗り越えてきた過去の困難を記憶し、よりよい未来を願う意味が込められています。

信仰するものはさまざまですが、春の訪れと新生活を祝うという点でこれらのイベントは共通しています。

Events inspired by Holi ~ホーリー祭りにインスパイアされたイベント~

このホーリー祭りのカラフルな部分をピックアップしたイベントが多く開催されるようになってきました。

例えば、ニューヨークでは、 「フェスティバル オブ カラーズ」と呼ばれる大規模な音楽フェスがあります。また、「カラーラン」はマラソンをしながら色粉を掛けるイベントで、毎年多くの国で開催されています。

日本でも「Color Me Rad」と呼ばれるカラーランが開催されています。

Color-related idioms ~色にまつわるイディオム~

◆Rose-colored glasses (プラス思考/楽観的)

<例> We often look at the lives of famous people through rose-colored glasses, but actually their lives come with a lot of problems we can’t understand.(私たちは有名人の生活を楽なものだと思いがちだが、彼らの生活は実際は私たちが理解できない問題を抱えている。)

◆Golden opportunity (絶好のチャンス)

<例> This job may be a golden opportunity. (この仕事は絶好のチャンスだ。)

◆Feeling blue (悲しい)

<例> The rain makes me feel blue. (この雨は私を悲しくさせる。)

◆The green light(許可・ゴーサイン)

<例> I want to take a day off for my wife’s birthday, but I have to get the green light from my boss.(妻の誕生日のために休みを取りたいが、ボスから許可をもらわないと。)

◆A grey area(グレーゾーン)

<例> Whether it’s legal or illegal is a grey area.(それが合法か違法かはグレーゾーンである。)

◆True colors (本当の姿)

<例> Some people seem nice, but if you had to live with them every day you’d see their true colors.(良い人そうに見えていても、もし毎日一緒に過ごすようになったら、その人の本当の姿が見えてくるだろう。)

◆Flying colors (見事に)

<例> She passed the test with flying colors.(彼女は見事にテストに合格した。)


いかがでしたか?日本で行われるイベント、世界で行われるイベントの共通点や相違点を探してみると、新しい発見があるかもしれません。

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