京都市立日吉ケ丘高等学校で即興型英語ディベートに関する講習会提供を行いました。
2023年3月15日、京都市立日吉ケ丘高等学校様からのご依頼で即興型英語ディベートに関する講習会提供を行いました。
学校様からのご依頼
今年度は希望者30名が集まりました。昨年度までは1年次生のみを対象としていましたが、今年度は2年次生も複数名参加しました
1年の総まとめとして開催した今回の講習会、以下の2点を目的としました。
- 英語での発信力、論理的思考力、幅広い知識やその知識を活用した思考、コミュニケーション力など、これからの社会で求められる複数の力を養成すること
- 将来的に多様な背景を持った人と理解しあい協同で物事を進めていくことのできる土台作りの機会とすること
講習会の様子
今回の講座は、前半で講義、後半でディベート実践という、1日完結型(約2時間)でした。
前半の全体講義パートでは、英語ディベートで身につく力やルールを説明し、実践で使うPOI(質問)の練習を行いました。講師から生徒さんへ適宜質問をし、双方向にコミュニケーションを取りながら進めました。
後半は、2回ディベート実践を行いました。与えられた論題について、グループ毎に話し合い、協力しながらスピーチを考えていきました。今回の実践では、各グループ肯定・否定を1回ずつ経験しました。
ディベート論題
- 1回目論題 “Valentine’s Day should be banned in Japan.”
- 2回目論題 “Homework should be abolished.”
ディベート実践後には、各担当講師から参加生徒一人ひとりに、よくできていた点、次回に向けての改善点を伝えました。
初めての英語ディベートに緊張している生徒さんも多くいましたが、それでも積極的に挑戦してくれました(規定時間いっぱいに話す生徒さんがほとんどでした!)。みな英語が好きということで、休憩時間には英語やディベートに関する質問を複数もらいました。
今回は初めて2年次生と1年次生の混在チームで実施しました。2年次生がチームの中心となって1年次生を引っ張り、1年次生はそれに応えるように伸び伸びとスピーチをする姿が印象的でした。
生徒の皆さんへ(講師からのメッセージ)
▼Dear students at Kyoto Municipal Hiyoshigaoka High School,(クリックで全文表示)生徒さんからの声
- 私たちのディベートに対して、先生が1人ずつ細かく適切な意見をして下さったので、新しく気づくことや学べたことが多かったのでとても楽しかったです。ディベートの楽しさを知ることができました。
- 英語でディベートする機会がなかなか無かったので貴重な体験ができてよかった!自分が言えたところ、言いたかったところとかを1回目から2回目へと反省して言い直したり、準備時間に費やす時間を調整したりして、戦略的なプレーができて面白かった。もし次機会があるなら、悔しかったところを完璧にしたい。
- プレゼンだけでは培われない反論の、意見を覆すような説得力がこれからも必要になるのではないかと思った。
- 書いたりする練習をよくするから、書く表現力はついてきてると思うけど、実際声に出して相手とやり取りするのは慣れてないから、ディベートの機会がもっとあってもいいと思う。
- 最初はほんまに全く英語ができないから絶対足を引っ張ってしまうと思っていたけど、先輩や、同じチームの人が助けてくれたからなんとか自分の言いたいことが言えた。けど、100%伝えられた訳じゃないので、100%伝えられるようになれるようにもっと努力しようと思えました!!!
- 褒めてもらえたのがうれしかったです❤︎ 結構エネルギー使いました…。でも楽しかったです!自分の言いたいことが伝わった感触がめっちゃスッキリして好きです!これからも英語頑張ろうと思いました。めっちゃ楽しみました!ありがとうございました!