【英語でDo you know?(どう言うの?)】
⑤意見や提案を英語で言える?

英語でDo you know?シリーズ第5回目!
今回は、「意見」をテーマにした記事!

このシリーズではあまり知られてないネイティブの英語表現をご紹介したいと思います。
筆者特有のギャグ要素もありますので、
肩肘を張らずコーヒーでも飲みながら読んでいただければ幸いです。

皆さんこんにちは。
GL講師の浅井でございます。
桜の花が咲き始めた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

おもしろくさきたる桜をながく折りて おほきなる瓶にさしたるこそをかしけれ(枕草子)
清 少納言みたいなことをしたいのですが、
スギ君やヒノキ君のおかげでヒスタミンが常時活性化しており、そんな暇もございません。
舌下免疫療法という必殺技みたいな名前の治療法に頼る日が来るのやもしれません。

さて、今回は自分の意見を言い始めるときに使いやすい一言をご紹介したいと思います。

意見提案ってどう切り出すの?

今この記事を読んでくださっている皆さんにもぜひ考えていただきたいのですが、
数人で集まっていろいろと会議やら意見交換やらをしているときに、
どのように自分の意見を主張しますか?

例えば「ちょっと、いいですか」と手を挙げながら話し始める・・・とか
「今のを聞いて思ったのですが」と、さりげなく相手の話をストップさせるとか。
いろいろな話しかけ方がありますよね。

 

 

今回はこの意見の出し始めの部分に該当する英語をご紹介します!

大した意見じゃないのですが。
“Here’s my two cents.”

2セントくらいの大したことない意見なのですが・・・という謙遜のニュアンスが強い言葉です。
なおこの言葉を2セントを見せながら言うと、
本当にそのまま「これが僕の2セントさ!」みたいな意味になりますので・・・

もともと、 “Here’s my two pennies’ worth.”と言われていましたが、少し省略されたわけですね。
Worth(価値)に述語がかかっていますので、 “are”ではなく”is”なわけです。

敢えて言わせてもらうね。
“Let me play devil’s advocate.”

Advocateは主張者、代弁者という意味です。Devil’s advocateは慣用句化されていて、
「反対意見の立場をとる人」という意味で使われています。
なおこの表現の “play” は「役を演じる」という意味です。
「例えばこんなのはどう?」と、少し変わった提案をする時に使ってみて下さい。

ただ、1つ注意しなければいけない点があります。
 “There’s a catch.”

Catchとは、難波などの繁華街によくいたあのキャッチ・・・の意味ではなく、
「交換条件」、「落とし穴」などの意味を含んでいます。

あまりに良すぎる提案をされたときに「裏に何かあるんじゃないの?」という意味で
“what’s the catch?” というように使われます。

提案をする側が “there’s a catch.” と言うと、「(とても良い提案に聞こえるけど)実はこんな条件があるんです。」というニュアンスを伝えることができます。

 

さぁて、いかがでしたでしょうか。
なかなか意見を出しづらいときというのは得てして、「何から言えば言いものか」ということを考えあぐねているときが多いです。

初めの第一歩さえ踏み出してしまえば、もうあとは考えている内容を言うだけです。
こういったフレーズを使ってまずは注目を集め、ぜひ、自分の意見を積極的に出してみてください。