【英語コラム:世界の文化編】
節分について英語で話そう
~「鬼は外、福は内」は英語で?~

Hi everyone!

2月3日は節分です。節分と言えば豆まきや恵方巻ですね。
「鬼は外、福は内!」や「年の数だけ豆を食べる」、「鬼を追い払う」など、日本のユニークな文化を英語で分かりやすく伝えるにはどのような表現を使ったらよいでしょうか?
今回は、節分を英語で説明するときに使えるフレーズをご紹介します。


“Demons go outside, good fortune please come in!”

「鬼は外、福は内!」

おなじみのフレーズはこのように言います。鬼は英語でdemonやogre、福はgood fortuneやgood luckといった言葉で表せます。ちなみに、豆はsoybeansやbeans、豆まきはthrowing beansで表すことができます。

 

‘‘Soybeans have the power to get rid of demons.’’

「豆には邪気を追い払う力があります。」

季節の変わり目には邪気が入ってくると言われており、それらを追い払うために豆を投げます。豆にはその不思議な力があると言われています。‘‘get rid of ~’’は「~を取り除く」という意味でよく使われますが、不要なものを追い払うというニュアンスで今回は使われています。

 

“We eat soybeans according to our age. ”

「年の数だけ豆を食べます。」

‘‘according to ~’’は「~によると」など、ある情報を引用したいときによく使われますが、「~に従って、~に準じて」という意味も持っています。年の数に準じて豆を食べる数が変わってくるので、「年の数だけ」という表現は ‘‘according to ~’’で現すことが可能です。

 

 

それでは、今日のフレーズを使って「節分」を英語で説明してみましょう。

Setsubun is a Japanese traditional festival held in February. It means “dividing season.”
(節分とは、2月に行われる日本の伝統行事で、季節を分けるという意味を持っています。)

On the calendar, spring is coming.
(暦上では、冬が終わり春がやってきます。)

On this day, we throw soybeans and say, “Demons go outside, good fortune please come in!” When we throw soybeans, we can get rid of bad luck.
(節分の日には、「鬼は外、福は内」と言って豆まきをします。豆を投げると、悪い気を取り除くことができます。)

Shrines and temples have events where people throw beans into big crowds. If you can catch the beans in your hands, you will be very lucky this year.
(神社やお寺では、群集に向かって豆を投げる催しがあります。もし豆を手で取ることができたら、幸せな一年になると言われています。)

It is said that demons come into our world when a new season comes and soybeans have the power to get rid of them.
(季節の変わり目には邪気が入ってくると言われており、豆にはその邪気を追い払う力があるとされています。)

After throwing the beans, we eat them according to our age to invite good luck and health into our lives this year.
(豆まき後、福を取り込むために年の数だけ豆を食べ、一年間の健康を祈ります。)

 


いかがだったでしょうか?今日のフレーズを使って、ぜひお友達や同僚に説明してみてください。
恵方巻についてのフレーズもfacebookでご紹介しています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!

See you next time!