2018年9月27日(木) 
デザイン思考セミナーのご報告

2018年9月27日(木)に弊社研修室でデザイン思考セミナーを行いました。

デザイン思考とは、米国シリコンバレー発祥のイノベーション手法で、
人々の本当のニーズに気付き、創造的なアイデアで解決をする考え方です。

今回は、パートナー(本来の企業様が当セミナーを取り入れる場合でしたら、消費者などが対象となります)が困っている問題を打破する抜本的な考え方を身につけるためのセミナーとしてテーマをご用意いたしました。

それぞれペアになり普段の業務や日常生活で困っている物品をまずは考えていただき、その悩みを具体化していただきました。
今回は下記のような悩みが出ていました。
「文庫本が分厚すぎてページをめくったり、カバーをかけたりできない」
「書類が他の方から前夜の間に大量に送られていて、整理に時間がかかる」

まずはこういった悩みを具体化した後、ペアになった方にインタビューを行います。
「どういった状況でそれが起こるのか」
「具体的に困ったケースを知りたい」
と、さまざまな角度から情報を収集し、その悩みを解決すべくベストな機能や見た目をデザインしていきます。

続いて、相手の欲しい理想の物を形にしていくプロセスを取ります。
それぞれのインタビューで集めた情報を基に、本人の希望になるべく沿う機能やデザインを作り出していきます。
このときデザイン思考で求められるのは突拍子もないアイディアや、多少リアリティのないアイディアであってもまずは容認する、というところです。

実際のイメージを持たせるために、材料を使ってデザインをしたり、あとは、パートナーに画用紙などを用いてプレゼン形式に機能を紹介したりして、
相手に「見て」もらいます。またその作品を実際に使ったり、触ったりして、自分のニーズをどのように満たしているか、肯定的に相手にフィードバックを行います。

お互いに闊達にフィードバックをした後、最後に弊社代表講師の横山から総括がありました。実際にデザイン思考を普段の思考に適用することで、普段は思いつかないような考え方や、他人の立場に立って共感的に解決策を考えることを意識してもらえれば幸甚である、と締めさせていただきました。

アンケートも全員【大変満足】と喜んでいただき、有意義なセミナーとなりました。

下記にアンケートで頂いたご意見や感想を掲載いたします。

○物のとらえ方、双方面からの考え方を学べた。
○他者との話し合いにおいて、(自分から)意見を出すことの必要性を強く感じられた。
○アイディアをもらう事で楽しい気持ちになる。発想が豊かになって、また考えようと思った。
○とても楽しい研修でした。
 この様な機会があれば私だけでなく、スタッフ等も参加させたいと思います。

セミナーにご興味のある方はこちらのセミナー情報をご覧ください。