【英語コラム:世界の文化編】
ラマダンってなに?

みなさんはRamadan(ラマダン)というものをご存知ですか?イスラム教徒が約一ヶ月の間、食を断つ習慣のことです。今年は5月5日から始まっており、翌月の4日まで続きます。今回はこの「ラマダン」についてご紹介します。また、イスラム教と関わりのある「月」に関するイディオムも併せて確認してみてください。

What is Ramadan?

ラマダンはイスラム教徒にとって重要な五行(※1)の1つです。ラマダンの間、彼らは日の出から日没まで食事や水分など一切のものを口にしません。断食によって神に近づくことができると信じられているからです。そして、断食によって彼らが思い出すことは、多くの人が幸福ではなく、救いの手を差し伸べなければならないということです。「慈善」はイスラム教において重要な要素であり、ラマダンという特別な期間には、他人への施しを積極的に行います。

※1 五行…イスラム教徒に課せられた5つの義務。「信仰告白」「礼拝」「喜捨」「断食」「巡礼」の5つを指す。

 

When is Ramadan?

今年のラマダンは5月5日から6月4日までです(時期は毎年異なります)。ラマダンの時期はイスラム暦(イスラム教徒が使用する太陰暦)に基づいて決められます。三日月は新しい月の始まりを意味します。

 

Fasting and Celebrations

ラマダンの時期、イスラム教徒は水すら飲むことができず、断食は大変苦しいものとなります。それほど大切な断食ですが、しなくてもよい人々もいます。

・12歳以下の子ども
・旅行中の人々
・妊娠中、看護中の女性
・高齢者
・健康状態が悪い人

イスラム教徒は日の出前に早起きして食事をとれます。この食事を”Suhoor(スフール)”と呼びます。日没後、人々はまた食事をできます。日没後の食事は”Iftar(イフタール)”と呼ばれます。家族や友人とともに食事をすることが多く、多くのモスクはその地域の人々に食事を用意し分け与えます。

断食が終了する日は”Eid ul-Fitr(イード・アル=フィトル)”と呼ばれ、ラマダンの終わりを祝う祝日です。人々は家族や礼拝者と食事をしたり、プレゼントを交換したりしながらお祝いをします。 お祝いの言葉として、“Eid Mubarak!(イードムバラック)” や “Happy Eid!(ハッピーイード)” を使うことができます。

 

Idioms of Moon

イスラム暦にも使われるように、「月」はイスラム教徒になじみ深いものです。最後に、月にまつわるイディオムを4つご紹介します。

 

Once in a blue moon(めったに起きないこと)
【例】Once in a blue moon there is snow in Osaka.
(大阪で雪が降ることはめったにない。)
Over the moon(何かに対してとても喜ぶこと)
【例】She loved the present. She was over the moon.
(彼女はプレセントを気に入り、とても喜んでいた。)
Many moons ago(ずっと昔)
【例】I used to drink when I was younger, but that was many moons ago.
(若かった頃はお酒を飲んだけど、それはずっと昔の話だ。)

※これは多少古い表現ですが、本や映画などで使われることがあるかもしれません。

To the moon and back(とても離れた距離)
【例】I traveled to the moon and back. I’m so tired. 
(遠くまで旅行したからとても疲れたよ。)

いかがだったでしょうか?この機会にラマダンについてぜひ調べてみてください!

See you next time!