【英語コラム:ニュアンス編】
「邪魔をする」は英語で?
~distract, disrupt, disturb, interfere~

英語の難しさの1つにニュアンスの違い、というものがあります。「辞書で調べると複数の英単語が出てくる!」、「それぞれどう違うの?」と思ったこともあるかもしれません。このシリーズでは、そういったニュアンスの違いとそれぞれの単語の使い分けを、バイリンガル・ネイティブ両方の視点からお届けします。

「邪魔をする」は英語で?

今回は「邪魔をする」を表すdistract, disrupt, disturb, interfere の4つに焦点を当て、それぞれの違いと使い分けについて見ていきましょう。

distractは「邪魔をして注意をそらす」

【distract】

to make someone stop giving their attention to something

Distractには、『注意をそらす、気をそらす』という意味があります。Distractすることで相手が向けていた集中を別のものに移し精神的に相手の邪魔をします。
ほとんどの場合ネガティブに使われますが、I broke up with my boyfriend and my friends took me a concert to distract me from thinking about him. (恋人と別れたので、気を紛らわせるためにと友達がコンサートに連れて行ってくれた。)という使い方もできます。

 例文 

・I can’t study with my friends because they will talk about other things and distract me. 

(わたしは友達と一緒に勉強できない。なぜなら、勉強以外のことを話して気が散るから。)

disruptは「邪魔をして行為を止める」

【disrupt】

to interrupt something and stop it from continuing as it should

Disruptには、『何かを妨害して続くべきものを止める』という意味があります。邪魔が入ることで、行為や行動が中断してしまうという部分に焦点が当たっています。

 例文 

・The newscaster said the typhoon will probably disrupt a lot of train lines.

 
(台風により、多くの列車は止まるだろう、とニュースキャスターは言った。)

disturbは「邪魔をして相手を困らせる」

【disturb】

to stop what someone is doing or make problems for them, often by making a noise
to upset someone or make them feel worried

Disturbには2つの意味があります。
①誰かがしていることを止めたり、問題を引き起こすこと、しばしば騒音など
②誰かを落ち込ませたり、心配させたりする
Disturbを邪魔をするという意味で使った場合、『問題を引き起こし相手を困らせる』というニュアンスが強くなります。精神的 / 物理的 の両方で使えます。

 例文 

・When you go to the zoo, please don’t tap on the glass because it can disturb the animals.

(動物たちを困らせる恐れがあるので、動物園ではガラスを叩かないようにしてください。)

・I don’t like scary movies. Sometimes the scenes are really disturbing.

(ホラー映画は好きではない。シーンがたまにすごくわたしを不安にさせるから。)

interfereは「邪魔して干渉する」

【interfere】

to try to become involved in a situation that you should not be involved in

Interfereには、『関わるべきではない状況に関わろうとすること』という意味があります。つまり、誰かや何かに干渉するという意味になります。

 例文 

・If you see a baby bird alone, you should not interfere with the situation. The mother will come back.

(もし赤ちゃん鳥がひとりでいるのを見たら、干渉しないようにしてください。母鳥が帰ってきます。)

まとめ

「Distract」・・・邪魔をして注意をそらす

「Disrupt」・・・邪魔をして行為を止める

「Disturb」・・・邪魔をして困らせる

「Interfere」・・・邪魔をして干渉する

いかがでしたか?今回の記事を参考に、自分の思いをより細やかに伝えてみてください。

See you next time!

【英語でDo you know?(どう言うの?)】
⑱英語のスラング!

陽射しも風も秋めいてきて、少しずつ過ごしやすい季節になってきました。今回は『芸術の秋』にちなみ、映画等でも耳にする英語のスラングをご紹介します。

英語のスラング ~English Slang~

Slang(スラング)
スラングとは、ある地域や社会だけで用いられる言葉で、いわゆる俗語のことです。多くの場合カジュアルな場面で用いられます。

No problem.
There was no inconvenience. / I was happy to help.

「問題ない、大丈夫だよ」
Thank youに対する返答としても馴染みのあるフレーズです。

You bet.
Certainly.

「もちろん」
“You bet.”はYou can bet money on that.の略で、あなたはそれに賭けることができる、という意味です。つまり、それほど確実であるということを示します。何かをお願いされたときの返答として「もちろん」と返すときなどに使います。

My bad.
This is/was my fault.

「ごめんね」
自分の間違いを認め、謝るときに使います。“I’m sorry”よりもとてもインフォーマルで、親しい間柄でよく使われます。

Lighten up.
be happy / don’t be so serious

「元気を出して / 落ち着いて」
直訳すると「明るくなる」ですが、そこから派生し、誰かをを励ますときによく使うようになりました。

Rip-off
something very overpriced

「ぼったくりだ」
何かの価格が法外に高いことを表します。“I got ripped-off by that taxi company.”(あのタクシー会社にぼったくられたよ)などど使います。

It's on me.
I will pay for it.

「おごるよ」
その場の支払いを自分がするときに使います。反対に、割り勘は“Split the bill”です。

You can count on (me/it)
You can depend on this person.

「任せておいて」
何かをお願いされたときに使えるフレーズです。“count on~”には、「頼りにする、期待する」という意味があります。

今日覚えたフレーズをぜひ使ってみてください!

See you next time!

【英語でDo you know?(どう言うの?)】
⑰フルーツに関するフレーズ!

残暑の厳しいこの頃ですが、暦の上ではすでに秋です。『○○の秋』とよく言われますが、今回は『食欲の秋』にちなんで、フルーツに関するフレーズをご紹介します。

フルーツに関するフレーズ ~Phrases of Fruits~


7つのフレーズをご紹介します。

Cherry-pick
: Only selecting the most desirable(望ましいものだけを選ぶ)

【例】Oftentimes politicians cherry-pick facts that suit their arguments and don’t talk about the whole picture.
(多くの場合、政治家は自身の主張に都合の良い事実だけを選び、全貌については語らない。)

Upset the apple cart
: Make something disorganized(何かをまとまりのない状態にする)

【例】I’m a vegetarian, but the wedding menu is already planned. I’m not going to say anything. I don’t want to upset the apple cart.
(わたしはベジタリアンだけど、結婚式のメニューはすでに計画されているから、これについて何も言わない。場を乱したくないから。)

When life gives you lemons, make lemonade
: Make the best of a situation(その状態で最善を尽くす)

【例】I know this school wasn’t your first choice, but it’s still a great school. When life gives you lemons, make lemonade. 
(この学校が第1志望でないことは知ってるけど、それでもとてもいい学校だよ。ここで一生懸命がんばれば大丈夫だよ。)

Cool as a cucumber
: Someone who is calm even when there is a difficult situation happening(困難なときでも落ち着いている人)

【例】During the debate, they asked her a lot of tough questions, but she was as cool as a cucumber.
(ディベートの最中、彼女は多くの難しい質問を受けたが、彼女は非常に落ち着いていた。)

The apple doesn’t fall far from the tree.
: A child who is a lot like their parent(s)(親によく似た子ども)

【例】She has a gift for music, just like her farther. The apple doesn’t fall far from the tree.
(父親と同じように、彼女は音楽の才能を持っている。子は親によく似るものである。)

That's like comparing apples and oranges.
: You can’t compare two things that are totally different.(2つの異なるものを比べることはできない)

【例】I can’t choose which movie I like more. One is a comedy and the other is a very serious drama. That’s like comparing apples and oranges. 
(どっちの映画の方が好きか決められないよ。1つはコメディで、もう1つはすごくシリアスな映画なんだ。2つは違いすぎて比べられないよ。)

Go bananas
: Become crazy(おかしくなる)

【例】When the singer took the stage, the crowd went bananas. 
(そのアーティストがステージに立ったとき、観客は熱狂した。)

今日覚えたフレーズをぜひ使ってみてください!

See you next time!

【英語コラム:ニュアンス編】
「やる気にさせる」は英語で?
~encourage, inspire, motivate~

英語の難しさの1つにニュアンスの違い、というものがあります。「辞書で調べると複数の英単語が出てくる!」、「それぞれどう違うの?」と思ったこともあるかもしれません。このシリーズでは、そういったニュアンスの違いとそれぞれの単語の使い分けを、バイリンガル・ネイティブ両方の視点からお届けします。

「やる気にさせる」は英語で?

今回は「やる気にさせる」を表すencourage, inspire, motivate の3つに焦点を当て、それぞれの違いと使い分けについて見ていきましょう。

Encourageは「サポートや話し合いをしてやる気にさせる」

【Encourage】

to make someone more likely to do something, or to make something more likely to happen
to talk or behave in a way that gives someone confidence to do something

Encourageには2つの意味があります。
①促進する、助長する
②勇気づける、励ます

Encourageには『サポートや話し合いを通してやる気にさせる』という、背中を押すニュアンスが含まれます。ほとんどの場合、やる気にさせる側とさせられる側には接点があり、その気にさせるためのサポートや話し合いなど、直接のやりとりがあります

He recommended me to buy a sandwich. 

 例文 

・Although it is not required to graduate, the principal encourages students to take a language class.

(卒業には必要ないが、校長先生は生徒に語学クラスをとるよう勧めた。)

・My mom always encourages me to keep trying after I fail.

(わたしが失敗すると、母はいつもわたしが諦めないよう励ましてくれる。)

Inspireは「強い気持ちを湧き起こす」

【Inspire】

to make someone feel that they want to do something and can do it
to make someone have a particular strong feeling or reaction
to give someone an idea for a book, film, product, etc.

Inspireには3つの意味があります。
①鼓舞する、刺激する、やる気にさせる
②強い感情や反応を引き起こす
③本や映画などのアイデアを与える

Inspireには、『刺激によって、強い気持ちを引き起こす』というニュアンスがあります。encourageと比べると、より大きな決断や重要なことを決めるときに使われることが多いです。
また、encourageが「直接の関わり」を意味していたのに対し、Inspireの中にはそのニュアンスがあまりありません。例えば、芸能人やスポーツ選手など、自分が尊敬する人の言動に感化された場合にInspireは使われます。(直接その人がサポートをしたかどうかに、重きは置きません。)そのため、I inspire~と言ってしまうと、「自分が○○させた!」と聞こえてしまうこともあります。そこを踏まえて、以下のように使い分けることができます。

※My baseball coach inspired me to do my best. (コーチとわたしの間に直接のつながりがない可能性もある)
※My baseball coach encouraged me to do my best. (コーチとわたしの間に直接的なつながりがある)

 例文 

・My favorite high school teacher inspired me to pursue higher education.

 
(わたしの高校の大好きな先生のおかげで、わたしは大学へ進み、より高い教育を追求しようという気になった。)
※「先生」が「わたし」に直接的なサポートをしたかどうかに重きを置いていない。「先生」の存在や振る舞い、日頃の言動などによって、「わたし」の中にやる気が沸き起きたことを表している。

・A good politician can inspire young people to participate in government.

(良い政治家は、若者が政治に参加するよう促すことができる。)

・Many books and movies have been inspired by the life of Elizabeth I.

(多くの著書や映画は、エリザベス1世の人生からアイデアを得ている。)

Motivateは「動機を与える」

【Motivate】

to cause someone to behave in a particular way
to make someone want to do something well

Motivateには2つの意味があります。
①動機を与える
②やる気を起こす

MotivateはEncourageに非常に似た使われ方をします。『行動に対する動機を与え、やる気にさせる』というニュアンスです。MotivateとEncourageの両方を使えることが多いですが、Motivateは『その人自身からくるもの』、Encourageは『誰か他の人からくるもの』という区別ができます。例えば、”She encouraged me to take the test again, so I became motivated to study harder.”(彼女がもう一度テストを受けるよう勧めてくれたおかげで、頑張って勉強しようというやる気がわいた。)のように使い分けます。

 例文 

・If we offer teachers a higher salary, more people will be motivated to become teachers.

(もし教員の給料を引き上げたら、より多くの人々が教師になろうとするだろう。)

・Giving students opportunities to use English to communicate will motivate students to learn.

(英語でコミュニケーションをとる機会を生徒に与えることで、彼らの学習意欲は高まるだろう。)

まとめ

「Encourage」・・・直接的なやりとりを通し、やる気を起こす

「Inspire」・・・強い影響力で、強い気持ちを沸き起こす

「Motivate」・・・その人自身に起きるやる気

いかがでしたか?今回の記事を参考に、自分の思いをより細やかに伝えてみてください。

See you next time!

【Level Up My English!】
Common mistakes vol.1
~-edと-ingの違い~

このシリーズでは、児童・生徒のみなさんにぜひ使ってほしい英語のフレーズや知識などを発信していきます。第5回は「Common mistakes vol.1 ~-edと-ingの使い分け~」です。

 

今回は英語学習者が混乱しやすい、「-edと-ingの使い分け」についてシェアします。
ポイントは「させる」側なのか、「させられる」側なのか、です。

 

Excited VS Exciting?

まず、以下の2文を読んでみてください。

・I am excited about the concert!
・The concert was exciting!

どちらにも「興奮する、わくわくする」を表す”Excite”という動詞の形に似た単語が使われています。ExcitedとExciting、これらの違いはなんでしょうか。

「させられる」か「させる」か

Excited / Excitingのように、感情を表す表現には使い分けが必要です。そのときの考えるヒントになるのが、「させられる」「させる」かです。「させられる」場合は-edを、「させる」場合は-ingをつけることがルールです。先ほどの例を使って考えてみましょう。

まず、”I am excited about the concert!”の文。「わたし」は興奮「させられている」のか「させている」のか。わたしはコンサートによって興奮させられているので、-edのついたExcitedを用います。

次に、”The concert was exciting!”の文。「コンサート」は興奮「させる」側なので、-ingをつけてExcitingとします。

「させる」側になりうるものはさまざまあり、人や動物、物や状況に対して-ingを使うことができますが、「させられる」側には人や動物がきます(物や状況に対して-ingを使うことはできません)。

では、もう1つ例を見てみましょう。
・This news was very shocking. (このニュースは衝撃的だった。)
・She felt shocked by this news. (彼女はこのニュースに衝撃を受けた。)
ニュースは衝撃を「与える側」、彼女は衝撃を「受けた側」です。

感情を表す言葉のまとめ

最後に、-edと-ingの使い分けが必要になる言葉をまとめました。多くの場合、感情を表す言葉です。また、これらの単語以外にももっと多くの言葉があるので、ぜひ調べてみてください。

excited / exciting (わくわくする / わくわくさせる)
interested / interesting(興味がある / 興味深い)
bored / boring (退屈した / 退屈な)
amazed / amazing (びっくりする / びっくりさせる)
confused / confusing (困惑した / 困惑させる)
disappointed / disappointing (がっかりした / がっかりさせる) 
tired / tiring (疲れた / 疲れさせる)
surprised / surprising (驚いた / 驚かせる)
shocked / shocking (衝撃を受けた / 衝撃を与える)

次回の更新もお楽しみに!

【英語コラム:世界の文化編】
Day of the Dead

もうすぐお盆です。お盆のように、祖先の霊を祀る行事が世界にあることをご存知ですか?メキシコには『Day of the Dead』と呼ばれる行事があり、今では多くのラテンアメリカのコミュニティで行われています。今回は、この『Day of the Dead』についてご紹介します。『亡くなる』に関する英語表現も最後にまとめました。

What is Day of the Dead?

『Day of the Dead』 (スペイン語でDía de los Muertos)は、亡くなった親族を思い出し供養する大切な行事です。この行事は11月に2日間行われ、1日目は子どもたちの霊を、2日目は大人たちの霊を迎えます。お墓を掃除し、キャンドルに火を灯します。家の祭壇には、故人の写真や故人の好きだった食べ物、色身の強い花(通常マリーゴールド)を飾ります。お盆と同様、亡くなった家族が帰ってくる特別な期間なのです。

Decoration and Celebrations

死者を迎え入れる点ではお盆に似ているこの行事ですが、迎え入れる方法は異なります。『Day of the Dead』で使う装飾は、非常に明るくカラフルです。日本にはお墓を派手に装飾し目立たせるという文化はありませんが、『Day of the Dead』では目を引く豪華な飾り付けをする人が多くいます。その代表例が『Sugar Skulls』(上記写真)です。(これらのスカルは砂糖でできていますが、食用ではありません)。マリーゴールドもよく使われる飾りのひとつです。マリーゴールドの華やかで明るい色が、先祖を家族のもとに導くと考えられています。 その他、音楽とダンスも大切な要素です。スケルトンメイクを施し、スーツやドレスを着てお祝いします。

Food

この期間の代表的な食事に、『pan de muerto』(上記写真)と『tamales』(下記写真)があります。『pan de muerto 』は甘味の強いパンで、死者のパンを意味します。『tamales』は、中の肉をコーン生地で巻いたものです。トウモロコシの皮で包んで調理します。

Euphemisms to Talk About Death

最後に、『亡くなる』に関する英語表現を確認しましょう。日本語で「死ぬ」と「亡くなる」を使い分けるように、英語にも婉曲表現が存在します。直接的な言葉を使わずに何かを説明する婉曲表現を、英語では”Euphemism”と言います。

passed away
【例】She passed away last month.  
(彼女は先月亡くなった。)
in a better place
【例】He’s in a better place now.  
(彼は今もっと良い場所にいるよ。)
lost her battle
【例】She lost her battle with cancer.
(彼女は癌に負けた。)

いかがだったでしょうか。先祖を弔う目的は同じでも、その方法はさまざまにあるというのは興味深いですね。

See you next time!

【英語コラム:ニュアンス編】
「変える」は英語で?
~change, alter, convert, transform, modify~

英語の難しさの1つにニュアンスの違い、というものがあります。「辞書で調べると複数の英単語が出てくる!」、「それぞれどう違うの?」と思ったこともあるかもしれません。このシリーズでは、そういったニュアンスの違いとそれぞれの単語の使い分けを、バイリンガル・ネイティブ両方の視点からお届けします。

「変える」は英語で?

今回は「変える」を表すchange, alter, convert, transform, modifyの5つに焦点を当て、それぞれの違いと使い分けについて見ていきましょう。

Changeは「別のものにする」

Cambridge dictionaryでは次のように出てきます。

【Change】

to make or become different

Changeは「今あるものを別のものにする」という意味です。大きな変化から小さな変化まで、あらゆる程度の「変える」という意味で一般的に最もよく使われ、汎用性の高い言葉です。

 例文 

・I moved to a different part of town, so I need to change my address at the post office.
(町の別の場所に引っ越したから、郵便局で住所変更しないと。)

・Moving from the countryside to an urban area is a big change, and it can be difficult. 
(地方から都市部に引っ越すことは大きな変化であり、難しい部分もある。)

Alterは「本質を変えずに変化を加える」

Cambridge dictionaryでは次のように出てきます。

【Alter】

to change a characteristic, often slightly, or to cause this to happen

Alterを使うと「本質・基盤は変えずに細かい部分を変える」というニュアンスが加わります。また劇的な変化ではなく、些細な変化であることを示します。

 例文 

・I need to have the dress altered because it is a little too long for me. 
(このドレス長すぎるから、(ちょうどいい長さに)変えないと。)
 ※この場合、別のドレスにするのではなく、今のドレスに手を加えるという意味。

・They slightly altered the shade of blue for next year’s model.
(来年版モデルのために、青の色合いを微妙に変更した。)

Convertは「宗教や信仰を変える / 科学的に変質させる」

Cambridge dictionaryでは次のように出てきます。

【Convert】

to change the character, appearance, or operation of something

Convertを変化の意味で用いる場合、次の2つを対象にネイティブの間でよく使われます。

①「宗教、党、主義などを変える」
 宗教や政党、主義など、その人の信仰するものを変えると
 いう意味です。
②「(科学的に)変質させる」
 水が水蒸気に変わる、など科学的な変化を表すときによく
 用いられます。

 例文 

・Recently I get a lot of mail from people trying to convert me to their religion.
(最近、改宗させようとする人からのメールがすごく多い。)

・Wind power converts the wind into energy.
(風力発電は、風をエネルギーに変えている。)

Transformは「大きく劇的な変化」

Cambridge dictionaryでは次のように出てきます。

【Transform】

to change completely the appearance or character of something or someone

Transformを使うことで「大きく劇的な変化」であるニュアンスを付け加えられます。大きな変化かどうかは話しての主観によるので、自分で変化を強調したいときに使うことができます。

 例文 

・Sometimes a haircut can completely transform someone’s appearance.
(時折、髪型は誰かの外見の印象を完全に変えてしまう。)

・Her study abroad experience completely transformed her view of the world.
(留学経験は、彼女の世界への見方を完璧に変えた。)

Modifyは「より良いものに変える / 控えめにする」

 

Cambridge dictionaryでは次のように出てきます。

【Modify】

to change something slightly, especially to improve it or make it more acceptable or less extreme

Modifyの一番の特徴は、より良くするために変える / 控えめにする」というニュアンスが入っているところです。「改善」に似た意味で使ったり、過激なもの・行き過ぎたものを抑えるという意味合いがあります。

 例文 

 ・The company will modify the new car model by making the radio screen easier to use.
(その会社は、新車もモデルのラジオスクリーンを使いやすく変更する。)

・Parents were concerned that the student handbook said students must leave their cell phones in their lockers, so we modified the handbook to allow cell phones in class.
(学生手帳内にある、生徒は携帯電話をロッカーに置かなければならないという部分を両親は心配し、教室内で使えるよう規則を変更した。)

まとめ

「Change」・・・あらゆる変化に使える最も一般的な言葉

「Alter」・・・そのものの本質は変えずに微妙な変化を加える

「Convert」・・・宗教や信仰を変える / 科学的に変質させる

「Transform」・・・劇的に変える

「Modify」・・・より良く変える / 過激なものを控えめにする

いかがでしたか?今回の記事を参考に、自分の思いをより細やかに伝えてみてください。

See you next time!

【Level Up My English!】
Show disagreement in English!
~相手の意見に反論する~

このシリーズでは、児童・生徒のみなさんにぜひ使ってほしい英語のフレーズや知識などを発信していきます。第4回は「Show disagreement in English! ~英語で反対意見を伝えよう~」です。

 

ディスカッションなどでは、時に相手に反対する場面も出てきます。今回は、「英語で反対意見を伝える」をテーマに、明確かつ相手に配慮をした伝え方のフレーズを見ていきます。

 

 

①You said ~, but I don’t agree with you because ~. 

 意 味   あなたは~だと言いましたが、同意しません。なぜなら~。

まず、相手が言ったことを繰り返し伝えます。自分の解釈が正しいかを確認する意味があります。その上で、反対の立場であることを明確に述べます。”because~”には、そう考える理由をいれます。

You said living in the city would be better than the countryside, but I don’t agree with you because I have a different preference.

(都市に住むほうが地方よりも良いとあなたは言いましたが、わたしは同意しません。なぜなら、好みの違いがあるからです。)

Tips
・countryside(名詞):地方
・preference(名詞):好み

※反対するときの観点
・It is not always true.(疑いを指摘)
・It is not relevant.(関係がないことを指摘)
・It is not possible.(実現可能性が低いと指摘)

 

② For example~. 

 意 味   例えば~。

意見を述べたら必ず具体例を入れましょう。聞いている人が納得するような、イメージしやすい例を話すことを心がけましょう。

For example, there is usually more crime in big cities, and that is scary. I want to feel safe.

(例えば、大都市の方が犯罪が多く発生しているので安心できません。わたしは安全を感じたいのです。)

Tips
・crime(名詞):犯罪

 

③Personally,~.  

 意 味   個人的に言えば、~。

具体例には、自分の個人的な体験談を入れても良いです。その他にも、友達の経験談など、個人的なレベルの話でも1つの具体例になります。

Personally, I like to be around trees and mountains. If I lived in a big city, I wouldn’t be close to nature.

(個人的に言うと、木や山に囲まれていたいんです。もし都市部に住んでいたら、自然から離れてしまいます。)

Tips
・close(形容詞):近い
  

 

④Don’t you think ~? / What about ~?

 意 味   ~とは思いませんか?

スピーチの最中、上記の表現を使って自分の意見を強調させることができます。「~とは思いませんか?」と問いかけることで、印象に残る話になります。 

Don’t you think it’s too crowded in the city?

(街中が混みすぎているとは思いませんか?)

Tips
・crowded(形容詞):混んでいる

 

⑤I can understand why ~. / I can see why ~?

 意 味   なぜ~なのかは理解できます。

相手の意見にある程度の理解を示すことも大切です。ひとりよがりな意見ではないというニュアンスを加えられ、相手に譲歩していることを伝えられます。 

I can see why you would like living in a city. It is very convenient.

(あなたがなぜ町に住みたいのか分かります。とても便利だからです。)

Tips
・convenient(形容詞):便利な

意見を英語で伝えるのは難しいと思うかもしれませんが、今日のフレーズを繰り返し練習することで、英語で意見を伝えられるようになります。ぜひ挑戦してみてください!

see you next time!

【英語でDo you know?(どう言うの?)】
⑯夏の天気と日焼けに関するフレーズ!

今年は梅雨入りが遅く、暑さはまだまだこれからという印象です。今回は夏に関わる表現として、「夏の天気」と「日焼け」についてのフレーズをご紹介します。

夏の天気に関するフレーズ ~Phrases of Summer Weather~


夏の天気に関するフレーズから見ていきましょう。

It’s not the heat that gets you. It’s the humidity.
: あなたを居心地悪くしているのは暑さではなく、湿度の高さだ。

夏のうだるような暑さを表しています。特に日本の夏のように、「単純に暑いだけではなく、湿度が高いことで居心地が悪い」という意味です。

It’s really muggy out today.
: 今日は本当に蒸し暑い。

“muggy”は「蒸し暑い、暑苦しい」という意味です。このフレーズも、日本のジメジメした夏に使える表現です。

You could fry an egg on the sidewalk.
: 道で目玉焼きが焼けそう。

“fry”は「油で焼く」という意味です。道に卵を落としたらそのまま焼けそう、と表現することで夏の非常に暑い様子を表します。

Beat the heat
: 暑さをしのぐ

“beat”は「叩く、負かす」という意味でよく知られていると思いますが、「~をしのぐ」という意味もあります。“Let’s beat the heat and go to the movie theatre today.(今日は映画館で暑さをしのごう。)”という形で使えます。

日焼けに関するフレーズ ~Phrases of Tanning~

続いて、日焼けに関するフレーズです。

Get some sun / Catch some rays
: 日焼けする

“Get some sun”を直訳すると「日光を手に入れよう」、”Catch some rays”で「光線をつかもう」となります。どちらも「日焼けする」ということを表します。

Sunburn
: (皮膚が赤くなりヒリヒリとする)日焼け

“burn”は「火傷」を表します。日焼けといっても、皮膚が赤くなりヒリヒリするタイプの日焼けのことを表します。

Tan
: (黒くなる)日焼け

肌が黒くなるタイプの日焼けは”tan”です。ちなみに、日焼けした部分としていない部分を分かつ線のことを”tan lines”と呼びます。

Farmer’s tan
: 半そで焼け、Tシャツ焼け

“farmer”は「農家の人」です。農家の人が1日働くと、首と腕だけが焼けた状態になることから、「半そで焼け、Tシャツ焼け」を表します。

今日覚えたフレーズをぜひ使ってみてください!

See you next time!

 

【英語でDo you know?(どう言うの?)】
⑮食事と運動に関するフレーズ!

7月に入り、夏本番間近です。海やプールに行く機会も増える夏に向け、ダイエットやボディメイキングを本格的に行っている人も多いかもしれません。今回は「食事」と「運動」に関する単語やフレーズをお届けします。

食事に関するフレーズ ~Phrases of Diet~


まずは食事に関するフレーズから見ていきましょう。

I should eat healthier.
: もっと健康に良いものを食べなきゃ。

健康に良いを表す”healthy”ですが、「ヘルシー」という言葉で日本語にも浸透していると思います。”healthier”にすることで、「もっと」という意味が加わります。

You can try cutting out (dairy, meat).
: (乳製品/肉)を控えてみたら?

“cut out”を直訳すると「切り取る」という意味になります。何か避けている食べ物や控えているものがあるときに使えるフレーズです。( )の中に避けたい食べ物などを入れて使います。

I want / would like to lose (weight / gain) weight.
: 体重を(減らしたい / 増やしたい)。

体重は英語で”weight”です。「減る」は”lose”、「増やす」は”gain”を使います。

I want to eat out less often.
: 外食をもっと減らさなきゃ。

“eat out”で「外食」を表します。”less often”をつけることで、減らす意味合いが加わります。

I want to incorporate more (vegetables / healthy fat) into my diet.
: 食事にもっと(野菜 / 良質な脂肪)を取り入れたい。

“incorporate”は「組み込む、含む」という意味です。”incorporate A into B”で「AをBに入れる、取り込む」という意味になります。ちなみに、アボカドやオリーブオイルなどの良質な脂肪のことは”healthy fat”、トランス脂肪酸など身体にあまりよくない脂肪を”unhealthy fat”と呼びます。

 

運動に関するフレーズ ~Phrases of Exercise~

続いて、運動に関するフレーズです。

I want to be more athletic.
: もっと(たくましく / 運動を習慣的にする人)になりたい。

“athletic”は「(運動選手のように)たくましい」という意味と「運動やスポーツをよく行う」を表します。身体的なたくましさと習慣的に運動することの両方を表現できます。

If you want to burn calories, you should do cardio as well as muscle training.
: カロリーを消費したかったら、筋トレだけじゃなくて有酸素運動もしないといけないよ。

“burn”は「燃やす」という意味ですが、カロリーを消費するときにも使えます。”Cardio”は心臓に負担をかけ、心拍数を上げる運動のことを表します。

I want to focus on toning up my (arms, stomach, legs).
: (腕 / 腹筋 / 脚)に集中したい。

“focus on”で「集中する」という意味です。また、”tone up”で「(身体や筋肉などを)強くする、丈夫にする」を表します。

It's important to stretch between exercises.
: エクササイズの間にストレッチをすることは大切です。

“stretch”は「伸ばす、ストレッチをする」という意味で日本人にも馴染みのある言葉かと思います。

My goal is to train my abs three times a week.
: 1週間に3回腹筋を鍛えるのが私の目標です。

ここでの”goal”は「目標」を表します。”abs”は”abdominal muscles”の略で「腹筋」です。

今日覚えたフレーズをぜひ使ってみてください!

See you next time!