デザイン思考とは
デザイン思考とは、元はビジネス上の問題を解決するために生み出された思考法の1つです。
グローバルリーダーズでは、ビジネスだけに留まらず、身近な課題から社会の問題まで広く捉え、それらを解決するための1つの方法、また創造力を鍛えるための思考法として推奨しています。
デザイン思考を通して身につく力
デザイン思考を通して身につく力はさまざまにあり、デザイン思考の5つのステップを通して身につけていきます。
- 分析力:相手が本当に求めているものに気付く力。観察・共感を通し、隠れたニーズを発見します。
- 課題発見力:何が課題かを見極める力。どの部分の発想を転換することで、課題解決に繋がるかを考えます。
- 行動力:目的のために積極的に行動する力。思いついたアイデアを形にし、振り返りをもとにアイデアを発展させます。
これらの力を伸ばしながら、今までになかった独創的なアイデアで課題を解決し、創造力を鍛えていきます。
なぜ生徒・学生にデザイン思考は必要なのか?
わたしたちは、デザイン思考によって課題を解決し、学校生活をより豊かにすることだけを目的にしているわけではありません。
レッスンを通して届けたいのは、上記にあげたスキルだけではなく、学ぶことに興味や関心を持つ姿勢や仲間との対話で自己の考えを広げることの体験です。
このような経験を早くから積むことで、「自ら学ぶ姿勢」を体得し、自ら考え行動できる人材の育成を目指しております。
学校版デザイン思考の実践例(1日完結型)
対象 | 高校生(1クラス40名程度) |
時間 | 2時間 |
テーマ「理想の時間割をデザインしよう」
- デザイン思考の説明
- ・アイスブレイキング
・デザイン思考5つのステップ
・身につく力
- デザイン思考体験アクティビティ
- ステップ3「創造」のアクティビティ
- デザイン思考実践
- 【テーマ】理想の時間割をデザインしよう
デザイン思考5つのステップの実践→グループ発表、講師からのフィードバック
※取り扱うテーマは身の回り、学校、地域社会など。
※1日完結型、もしくは各ステップに焦点を当てたレッスンなど、カスタマイズ可能です。
参加者の声
いろんな視点から考えることが得意ではないので、今回たくさん練習できたので良かった。
自分が思っていなかったところに課題を見つけた人がいて驚きました。グループで考えを広げていくのも楽しかったです。
デザイン思考は聞いたことがなく、難しそうだなと思っていたけど、ステップごとに教えていただき分かりやすかった。