平成29年度 Hello English!
西成区英語コミュニケーション事業 最終回

弊社は大阪市西成区では2年目となる、西成区英語コミュニケーション事業に今年度の受託事業者として
選ばれ、西成区の小学校、中学校に在籍する児童生徒の皆さんの英語学習の補助となるよう
尽力させていただいております。

2018年2月18日(日)、西成区英語コミュニケーション事業後期の最終回でした。
西成区英語コミュニケーション事業の第1回から今回の第5回までを通じて
子どもたちも英語にとても親しむようになりました。

今回は最終回の様子をご紹介したいと思います。
テーマは【ショッピング】です。

ショッピング

英語で買い物をすることは、今や珍しいことではありません。
手軽に海外旅行に行けますし、日本においても、店員として外国人のお客と接することも昔に比べ、多くなりました。
2020年には東京オリンピックも始まり、外国人来日者の数は爆発的に上がると言われています。
今回はそんな背景もあって、最終回はショッピングをテーマにした授業を行いました。

実はショッピングにおいて必要な会話は少なく、かつ実用的です。
今回参加者の子どもたちがマスターしたのは以下のやり取りです。

客・・・”Hi, I want…”
店・・・”It’s 1 dollar.”
客・・・”Here you are.”
店・・・”Thank you.”
客・・・”Good bye.”
店・・・”Have a nice day!”
*1・2年生の児童はピンク部分のみ行いました。

今回はこれまで学んできた食べ物を使ってこのやり取りをロールプレイアクティビティに取り入れました。

ロールプレイ

ロールプレイとは、現実の場面に近づけた設定で、それぞれの参加者が役割を持って参加する疑似体験です。
今回は、児童がお客の役割、講師が店員の役割で行った場面をご紹介します。

 

ロールプレイングの様子

上の写真の通り、子どもたちが2チームに分かれ、店員役の先生とじゃんけんをします。
じゃんけんに勝てば、先ほどのやり取りを使って物を買うことができます。
個人で何枚買えるかがポイントの対象になるので、子どもたちも必死でフレーズを覚え、じゃんけんに勝とうとします。

結果、全員が2度以上このやり取りを行うことができ、買い物のときのフレーズは
ばっちり子どもたちの中に根付きました。

後期日程を終えて・・・

第1回~第5回までを終えて、子どもたちが英語に親しんだことがよく見て取れました。
回を通じて、子どもたちの中に成長が見られることも多くありました。
例えば、ある子は初回、なかなか英語を発することすらできませんでしたが、
第2回目の終わりに講師に”Good bye!”と自分から言いに行くことができました。
次の回では、講師と一緒に数を数えたり、数当てゲームで前に立って発表したりすることができるようになりました。

英語に対するバリア―を解くことさえできれば、子どもたちはぐんぐん英語を吸収し、学んでいくだろうと、再度実感することになりました。
今後もこういった機会を持ち、多くの未来ある子どもたちの力になりたいと、Global Leadersのメンバーは思います。

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