大阪府立高校で英語ディベート体験会を行いました。
2022年7月8日、大阪府のとある府立高校様からのご依頼で「英語ディベート体験会」を行いました。
学校様からのご依頼
この学校様では課外活動の一環として、毎年「英語ディベートチーム」を発足し、英語ディベートを通した英語力向上、思考力向上に取り組んでおられます。(弊社は、この英語ディベートチームにも関わらせていただいております)
そのディベートチームの案内も兼ねて、毎年高校1年生全員を対象としたディベート体験会を行っております。今年もご依頼をいただき、体験会を実施しました。
体験会の様子
高校1年生全員を対象に、クラス単位で行いました。体験会では、正式なディベートではなく、ディベートの要素を用いたミニディベートに挑戦しました。
ルール説明、ウォームアップアクティビティ
まずは、英語ディベートのルール、ディベートを通して身につく力の説明、講師によるモデルディベートが収められた動画を各クラスで視聴しました。その後各教室に講師がつき、ウォームアップアクティビティを行いました。”The ultimate two choices” というアクティビティで、2つの選択肢から1つを選び、ペアの人とフリートークを楽しみました。
実践準備(ブレインストーミング)
ここからミニディベートに向けて準備をしていきました。まずは、4人1組のグループごとにアイデア出しのブレインストーミングを行いました。論題のメリット・デメリットについて話し合い、それらのアイデアから論点を絞り、各自話す内容を固めていきました。今回のミニディベートの論題は “School exams should be abolished.(学校の試験を廃止すべきだ)” でした。
ミニディベート実践
いよいよミニディベート実践です。用意したスピーチをもとにそれぞれが順番で話していきました(スピーチ時間はそれぞれ1分)。準備していた内容と即興で対応する内容、両方のタスクをこなしながら、それぞれの生徒が自分の役割を担いました。
体験会を振り返って(講師所感)
今年の体験会では、2つの新しい試みを行いました。1つ目は、実践前に「ウォームアップ」を行うこと。2つ目は、準備時間内に「ブレインストーミング」を行うことです。どちらも行って良かったと思っています。
まず「ウォームアップ」をすることで、生徒の緊張が若干ほぐれたように見えました。次に「ブレインストーミング」をすることで、各グループ内の生徒同士のコミュニケーションが増えたように思います。より多くの対話を通し、アイデアが広がっていたと感じました。
初めて英語ディベートを行う生徒さんも多い体験会、生徒さんの対応力にはいつも驚かされます。新しいものに対し、積極的に取り組む姿が印象的でした。今年のディベートチームでまた会えることを楽しみにしています。